シャープが反発、新たなウェアラブルデバイス「AIスマートリンク」開発
シャープ<6753>が反発している。この日午前中、京都芸術大学と共同で生成AIとの自然なコミュニケーションを実現するウェアラブルデバイス「AIスマートリンク」を開発したと発表しており、好材料視されている。
「AIスマートリンク」は、首にかけるだけで音声による生成AIとの自然なコミュニケーションを実現し、利用者の問いかけに対して内蔵したマイクとカメラで周囲環境を把握した上で音声で応答し、利用者の生活をさまざまな場面でサポートするデバイス。自転車を運転する際に本デバイスを首にかければ、AIが音声で目的地までナビゲートし、画面を見る必要がないので「ながらスマホ」抑制につながるほか、調理時のガイダンスや、音声によるAIoT対応家電の操作などにも利用できるとしている。同社では、今月から京都芸術大学と実証実験を進めているほか、Fairy Devices(東京都文京区)及びNEC<6701>と共同で、「AIスマートリンク」を含む、次世代ハンズフリー型AIデバイスの共同開発に向けた協議を開始し、25年度の実用化を目指すとしている。