<動意株・17日>(大引け)=モダリス、アシロ、プロレドなど(その2)
エターナルホスピタリティグループ<3193>=急伸。前週末13日の取引終了後、25年7月期連結業績予想について売上高を前期比14.1%増の478億2200万円、営業利益を同23.2%増の40億300万円と発表した。前期に続き過去最高を更新する見通しを示しており、これを好感した買いが集まっている。配当予想も前期比17円増の46円とした。同時に発表した24年7月期決算は売上高が前の期比25.3%増の419億1400万円、営業利益が同2.3倍の32億4800万円だった。関東・東海・関西以外の新たなエリアへの「鳥貴族」の出店を継続して行った。あわせて配当方針の変更を明らかにし、「連結配当性向20%以上を目安」とする新たな目標を掲げ、持続的な利益成長により安定的・持続的な増配を原則とする「累進配当」を実施していくとした。
マネジメントソリューションズ<7033>=物色の矛先向かいストップ高。大手企業を顧客対象にプロジェクト管理業務などを手掛けるが、足もとの業績は好調に推移している。前週末13日取引終了後、23年11~24年7月期決算を発表、営業利益段階で前年同期比16%増の15億9500万円と2ケタ増益を達成した。また、同日に自社株買いも発表、発行済み株式数(自社株を除く)の2.4%相当の40万5000株、金額ベースで5億円を上限にきょうから11月末までの日程で自社株を購入する計画で、これが株価を強く刺激する格好となった。株価は6月中旬にマドを開けて急落した後、8月初旬には更に一段安に売り込まれる場面もあったが、その後は下げ渋りもみ合いに移行していた。きょうは好決算と自社株買い発表を好感し、満を持して急浮上に転じトレンド転換を示唆している。
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