9月17日のNY為替概況
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は140円55銭から142円18銭まで上昇し、引けた。
米8月小売売上高が予想外に増加したほか、8月鉱工業生産もプラスに改善、企業在庫や住宅市場指数も予想を上回る良好な結果を受けて、長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。20年債入札も不調でさらなるドル買いを支援した。
ユーロ・ドルは1.1144ドルから1.1111ドルまで下落し、引けた。
ドイツ9月ZEW景気期待指数が予想以上に低下し欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測が強まり、ユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、156円59銭から158円04銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3225ドルから1.3146ドルまで下落。
ドル・スイスは0.8440フランから0.8470フランまで上昇した。
[経済指標]
・米・8月小売売上高:前月比+0.1%(予想:-0.2%、7月:+1.1%←+1.0%)
・米・8月小売売上高(自動車除く):前月比+0.1%(予想:+0.2%、7月:+0.4%)
・米・7月企業在庫:前月比+0.4%(予想:+0.3%、6月:+0.3%)
・米・9月NAHB住宅市場指数:41(予想:41、8月:39)
・米・8月鉱工業生産:前月比+0.8%(予想:+0.2%、7月:-0.9%←-0.6%)
・米・8月設備稼働率:78.0%(予想:77.9%、7月:77.4%←77.8%)
《KY》