ダーデン・レストランツ 冴えない決算も株価上昇=米国株個別
(NY時間10:41)(日本時間23:41)
ダーデン・レストランツ<DRI> 170.85(+11.71 +7.36%)
レストラン運営のダーデン・レストランツ<DRI>が上昇。取引開始前に6-8月期決算(第1四半期)を発表し、オリーブ・ガーデンが不調で既存店売上高が予想外の減収となったほか、1株利益も予想を下回った。冴えない決算ではあったものの株価は上昇。
同社は「7月の客足は鈍かったものの、売上のトレンドは引き続き改善している」と発表したことが好感されている模様。また、別のリリースでウーバー<UBER>と年後半にオリーブ・ガーデンで開始予定のフードデリバリーに関する提携を発表したことも材料視されている。
(6-8月・第1四半期)
・既存店売上高:1.1%減(予想:0.1%増)
オリーブ・ガーデン:2.9%減(予想:1.8%減)
ロングホーン:3.7%増(予想:3.1%増)
高級レストラン:6%減(予想:0.6%減)
その他:1.8%減(予想:0.56%減)
・1株利益(調整後):1.75ドル(予想:1.83ドル)
・売上高:27.6億ドル 1%増(予想:27.9億ドル)
・営業利益:2.69億ドル(予想:2.84億ドル)
(通期見通し)
・1株利益:9.40~9.60ドル
【企業概要】
北米において、フルサービスのレストランを所有・運営する。オリーブ・ガーデンやロングホーン・ステーキハウス、その他のブランドを展開し、直営店およびフランチャイズ運営される店舗で多様な料理を提供。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース