コーニングが上昇 「スプリングボード計画」の最新情報を提供=米国株個別
(NY時間11:32)(日本時間00:32)
コーニング<GLW> 44.37(+0.95 +2.19%)
光通信・ディスプレイ技術のコーニング<GLW>が上昇。同社は本日投資家およびアナリスト向けの説明会を開催するが、今後3年間で大幅な増益とキャッシュフローを実現し、年商を30億ドル以上増やす「スプリングボード計画」の最新情報を提供する。
ウィークスCEOは同計画の進捗状況に非常に満足していると述べている。この計画により利益率が改善し、売上高よりも利益の伸びが大幅に速くなることが期待されるとしている。2026年末までに営業利益率20%という同計画の目標を共有する。
同社はディスプレイ分野の値上げを実施しており、2025年には同部門で9.0ー9.5億ドルのセグメント利益を達成し、純利益率を25%に維持できると述べている。また、オプティカルコミュニケーションの好調な勢いも継続しており、生成AI製品の継続的な高い採用率に牽引され、7-9月期(第3四半期)の販売は40%超の成長を見込んだ。
第3四半期のガイダンスについては引き続き、売上高37億ドル、1株利益0.50―0.54ドルを見込んでいる。
【企業概要】
光通信・ディスプレイテクノロジー・特殊素材・環境テクノロジー・ライフサイエンスの各分野の製品を開発し、世界で販売する。製品はモバイル機器用耐損傷性カバー、ディスプレイ用精密ガラス、光ファイバーケーブル等の通信ネットワークや、創薬ソリューション、自動車・トラック用クリーンエア技術に活用される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース