テレックスが下落 通期の見通しを下方修正=米国株個別
(NY時間14:11)(日本時間03:11)
テレックス<TEX> 53.79(-2.06 -3.69%)
エンジニアリングのテレックス<TEX>が下落。取引開始前にガイダンスの修正を公表し、通期の1株利益および売上高見通しを下方修正した。また、ESG社の買収は第4四半期初めに完了するとも述べている。
アナリストは空中作業プラットフォーム事業(AWP)とマテリアルハンドリング部門(MP)の需要変化を指摘しながらも、同社はセグメント別の最新ガイダンスは提供していないと述べている。「AWPの売上は季節的なレンタル需要に関連する顧客の車両構成の変化の影響を受け、MPはエンドユーザーがマクロ環境を評価する中でディーラーの在庫水準の変化の影響を受けた」と指摘。また、ESG社の買収は第4四半期に4500万ドルのEBITDAを生み出すとも指摘している。
(通期見通し)
・1株利益:5.80~6.20ドル(従来:7.15~7.45ドル)
・売上高:48.5~50.5億ドル(従来:51.0~53.0億ドル)
・ESG社買収は第4四半期初めに完了
【企業概要】
建設・保守・製造・エネルギー・資材管理やその他の用途で使用される製品を、北米・南米・欧州他で製造し、世界で販売する。高所作業車、テレハンドラー、ユーティリティー機器や、洗浄システム、タワークレーン、バイオマス・リサイクル機器などの製品の設計・製造・サービス・販売を手掛ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース