NY外為:ドル買い一服、ウォラーFRB理事は今後12カ月にわたり利下げの余地とのFOMCの見解表明

市況
2024年9月21日 1時21分

NY外為市場でドル買いが一服した。米国の主要経済指標の発表はないが、連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がインタビューで、強い経済を維持し、インフレを抑制させることを目指し、0.5%の利下げが適切と判断したと説明した。また、「8月のPCEは非常に低く、コアCEは目標を下回る見通し」に基づき0.5%幅の利下げを支持したとした。さらに政策をデータ次第で決定する方針を再表明し、労働市場が悪化すれば、また、0.5%の利下げ、もし、インフレの進展が停滞したら利下げ停止もあり得るとした。結局、委員会は今後6-12カ月にわたり、利下げの余地が残っていると見ており、「我々はそこに焦点に置いている」とした。

ドル・円は144円49銭の高値から143円71銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1136ドルの安値から1.1169ドルまで上昇した。ポンド・ドルは1.3268ドルの安値から1.3315ドルまで上昇した。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.