パランティア、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ 株価はプラスに転じる=米国株個別
(NY時間10:15)(日本時間23:15)
パランティア<PLTR> 37.47(+0.27 +0.73%)
アナリストが情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>の投資判断を「中立」に引き下げた。同社は、最近の株価の好パフォーマンスからミスを犯す余地がほとんどないと指摘している。同社のバリュエーションは約5倍伸びており、同業他社と比較して最も高い評価となっているという。時価総額は25年度の売上高見通しの26倍程度。
一方、同アナリストはAI分野における同社の長期的なポジショニングに期待を寄せているとも述べている。AIの希少価値と加速するファンダメンタルズは、同アナリストが想定するマルチプルに対してのプレミアムを正当化すると考えているという。
ただ、同社株は下落して始まったものの、売りが一巡するとプラスに転じている。
【企業概要】
世界の防衛・諜報機関、災害救援組織、企業などに、データ・意思決定・運用を大規模に効果的に統合するソフトウェアを提供する。大量の情報を、その業務を反映した統合データ資産に変換することを可能にし、大規模言語モデルと共に、既存の機械学習テクノロジーの力を活用し、AIを組織データと接続する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース