アドビ、押し目買いの好機との指摘も 新たなAI機能に期待=米国株個別
(NY時間11:56)(日本時間00:56)
アドビ<ADBE> 530.84(+8.54 +1.63%)
米バロンズ紙がアドビ<ADBE>は買いの好機だとの見方を報じた。同社株は6-8月期決算(第3四半期)発表時に示した予測指標の1つが投資家の期待に届かずに下落した。それでも新たなAI機能で、同社の売上高が引き続き伸びており、そうした株価下落は買いの好機かもしれないと論じている。
同社の経営陣は通常、保守的なガイダンスを示す傾向にあり、それによってアナリスト予測は抑制される。これが過去20四半期において同社の売上高がコンセンサス予想を一度しか外さなかった一因だという。
バロンズ紙によると、アドビは決算時の電話会議で、通常なら第4四半期に締結されるはずだった幾つかの新規顧客契約が6-8月期に前倒しされたと説明している。
アナリストは「タイミングの問題と保守的な姿勢が重なり期待外れのガイダンスとなったが、バリュエーションは引き続き魅力的だ」と述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース