ダウ平均、ナスダックとも小動きが続く イベント通過で一旦様子見=米国株序盤

市況
2024年9月24日 2時42分

NY株式23日(NY時間13:30)(日本時間02:30)

ダウ平均   42099.00(+35.64 +0.08%)

ナスダック   17952.23(+3.91 +0.02%)

CME日経平均先物 38180(大証終比:+650 +1.71%)

きょうのNY株式市場でダウ平均、ナスダックとも小動きが続いている。先週のFOMCの大幅利下げを経て米株式市場では、FRBの利下げがソフトランディングを実現し株価を支援するとの期待が高まっている。ダウ平均は4万2千ドル台に上昇し、終値ベースでの最高値を更新。

ストラテジストからは「先週の大幅利下げは労働市場の過度な弱体化に対する保険が必要になった場合、FRBが迅速に行動する用意があることを示すシグナルだと見ている」といったコメントも聞かれる。「現実には、0.25%でも0.50%ポイントでも、短期的な経済軌道を大きく変えることはなく、現時点ではシグナルが重要だ」とも述べている。

市場では年内の追加利下げへの期待が高まっており、年内はあと計0.50%の利下げを見込んでいる。11月と12月のFOMCで0.25%ずつか、それともどこかでもう1度大幅利下げの可能性も留意しているようだ。

ただ、取引開始前にカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁の発言が伝わり「今後は小幅なステップ見込む」と述べていたほか、ボスティック・アトランタ連銀総裁は「0.50%ポイントの利下げは今後の動きを固定するものでない」と述べていた。

本日は先週の重要イベント通過で様子見気分が広がっているが、今週は重要イベントも少ないが、金曜日にPCEデフレータの発表が予定されており、今回のFRBの大幅利下げを確認する内容になるか注目される。

通信機器のシエナ<CIEN>が上昇。アナリストが投資判断を「売り」から「買い」に2段階引き上げ、目標株価を68ドルに設定した。

インテル<INTC>が上昇。投資会社アポロ・グローバル<APO>が同社に対し、数十億ドル規模の投資を提案したと伝わった。そのほか、クアルコム<QCOM>が同社に友好的な買収を提案したとも伝わっている。

GM<GM>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。目標株価は53ドルとしている。データが同社の収益に逆風が強まる可能性を示唆しているという。また、同社は10月に追加の資本調達を発表する可能性もあると指摘している。

インテル<INTC> 22.62(+0.78 +3.59%)

シエナ<CIEN> 61.88(+3.15 +5.36%)

GM<GM> 47.59(-1.30 -2.65%)

アップル<AAPL> 226.74(-1.46 -0.64%)

マイクロソフト<MSFT> 433.03(-2.24 -0.51%)

アマゾン<AMZN> 192.83(+1.23 +0.64%)

アルファベットC<GOOG> 163.71(-0.93 -0.56%)

テスラ<TSLA> 247.62(+9.37 +3.93%)

メタ<META> 563.79(+2.44 +0.43%)

AMD<AMD> 156.29(+0.34 +0.22%)

エヌビディア<NVDA> 115.68(-0.33 -0.28%)

イーライリリー<LLY> 913.93(-7.56 -0.82%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.