本日注目すべき【好決算】銘柄 さくらネット、ピクスタ、フジミインコ (20日大引け後 発表分)
9月20日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
さくらネット <3778> [東証P] ★今期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の19.6億円→24.5億円に25.0%上方修正。増益率が2.6倍→3.2倍に拡大し、従来の14期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。主力のクラウドサービスやグループ会社の業績が計画より好調に推移していることが要因。GPUクラウドサービスによる電力費の増加が想定を下回ることも利益を押し上げる。
ピクスタ <3416> [東証G] ★今期経常を41%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆24年12月期の連結経常利益を従来予想の3.4億円→4.8億円に41.3%上方修正。増益率が12.9%増→59.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。第3四半期に売上計上した大口案件が寄与し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
フジミインコ <5384> [東証P] ★今期経常を一転24%増益に上方修正
◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の87億円→111億円に28.2%上方修正。従来の減益予想から一転して24.5%増益見通しとなった。CMP、シリコンウェハー向け製品やハードディスク基板向け製品の販売が増加し、売上高が計画を11.7%も上回ることが利益を押し上げる。
アイザワ証G <8708> [東証P] ★未定だった上期配当は35円増配
◆従来未定としていた25年3月期の上期配当を48円(前年同期は13円)実施する方針とした。権利付き最終日の26日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。なお、下期配当は引き続き未定とした。
株探ニュース