メディシノバ大幅高、NIHからの資金提供によるALSを対象とする治験開始へ
メディシノバ・インク<4875>が大幅高となっている。同社は23日、米国立衛生研究所(NIH)から新たに付与されるExpand Access Program(人道的見地から実施されるプログラム)研究助成金の提供を受け、自社開発しているMN-166(イブジラスト)の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象とする臨床治験が開始されることを明らかにしており、これが材料視されているようだ。
新たに実施される本臨床治験は、現在進行中のフェーズ2/3臨床治験(COMBAT-ALSスタディ)の主任治験責任医師であるフロリダのメイヨークリニックのビョルン・オスカルソン医学博士が主任責任医師として治験を率いて実際されるという。なお、詳細については関係機関との調整がつき次第、改めて公表するとしている。