欧州為替:ドル・円は143円90銭から144円64銭で推移
24日のロンドン外為市場でドル・円は、144円64銭へ上昇後、143円90銭まで下落した。植田日銀総裁の「政策判断に当たっては時間的な余裕はある」との見解再表明を受けて円売りが先行したが、その後は米国の大幅追加利下げ観測の浮上によるドル売りが優勢になったとみられる。
ユーロ・ドルは、1.1127ドルから1.1146ドルで上下。ユーロ・円は、161円11銭へ上昇後、160円11銭まで下落した。独・9月IFO企業景況感指数の悪化やエストニア中銀総裁のハト派的発言を受けたユーロ売りもみられたもよう。
ポンド・ドルは、1.3350ドルから1.3383ドルまで上昇。ドル・スイスフランは、0.8474フランから0.8486フランでもみ合った。
《KK》