このあと９月調査分の米消費者信頼感指数　若干の上昇が見込まれる

＊コンファレンスボード消費者信頼感指数（9月）23:00

予想　103.9　前回　103.3

このあと日本時間２３時に９月調査分のコンファレンスボード消費者信頼感指数が発表される。予想コンセンサスは１０３．９と前回から若干の上昇が見込まれている。市場は主に雇用と所得に焦点を当てている。ＦＲＢが先週大幅利下げを実施し、インフレから雇用に軸足を移す姿勢を示唆していた。

現在の労働環境に対する消費者の評価は悪化しており、雇用が十分と見る回答者が減少している。同様の見方が９月も広がり、失業率上昇のシグナルとなるとも考えられている。ただ、全体的には経済とインフレに対する楽観的な見方がそれらを相殺すると見られている模様。

一方、類似指標の９月調査のミシガン大消費者信頼感指数の速報値は前月から上昇していたが、それも今回の予想に反映されているものと見られる。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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