ボウマンFRB理事、慎重なペースで利下げを行うべきと主張
先週のFOMCで唯一大幅利下げに反対したボウマンFRB理事の講演が伝わり、FRBは慎重なペースで利下げを行うべきだと主張している。インフレリスクは残っており、労働市場は著しく軟化しているわけではないと論じた。
理事はケンタッキー州銀行家協会での講演で「FRBの二大責務達成におけるリスクに注目すると、労働市場が完全雇用に近い状態が続いている中、物価安定へのリスクは大きくなっていると引き続き見ている」と述べた。
理事は「0.25%ポイントで利下げサイクルを開始すれば経済状況が一層強固になると同時に、FRBの目標に向けた進展を自信を持って認識することができたというのが自身の見解だ」と説明した。
株探ニュース