スターバックス、アナリストが目標株価を７６ドルに引き下げ　ウォール街で最低　株価は下げ渋る＝米国株個別

（NY時間10:39）（日本時間23:39）

スターバックス<SBUX>　95.42（-0.06　-0.06%）

アナリストがスターバックス<SBUX>の投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価も従来の８０ドルから７６ドルに引き下げた。前日終値よりも２０％低い水準でウォール街で最低。同社の戦略的変化の実行は困難を伴うと指摘している。

ニコル氏の新ＣＥＯ就任に市場はポジティブな反応を示しているが、同社の問題解決には時間がかかるという。９月１０日付のＣＥＯによる公開書簡は、価値認識、業務、企業文化の問題に関する疑問に答えられていないと指摘。一方、サプライチェーンから計画されている年間１０億ドルのコスト削減に食い込む可能性があるテクノロジーへの投資に注目しているという。

また、第４四半期の決算は既存店売上高の低迷が示されると予想。同社はが変化を促すため、２０２５年度は「捨て年度」になる可能性もあると述べていた。

ただ、株価は売り先行で始まったものの買い戻しも入り、前日付近での推移となっている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース