今日の為替市場ポイント:米国金利の先安観を背景にドルは伸び悩む可能性

通貨
2024年9月25日 8時08分

24日のドル・円は、東京市場では143円38銭から144円68銭まで上昇。欧米市場では144円64銭から143円11銭まで反落し、143円23銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に143円を挟んだ水準で推移か。米国金利の先安観は消えていないため、ドルは伸び悩む可能性がある。

報道によると、中国人民銀行(中央銀行)の潘総裁は記者会見で、近いうちに銀行の預金準備率を50ベーシスポイント引き下げると表明した。関係者の試算によると、預金準備率の引き下げによって新規融資のために約1兆元の資金が解放されるとみられている。ただ、中国人民銀行による景気刺激策(信用緩和)だけで中国経済を下支えすることは難しいとの見方が多い。一定規模の財政支援が必要不可欠であるとの声も聞かれている。24日の中国本土市場で上海総合指数は大幅高となったが、十分な財政支援策の導入が期待できない場合、中国本土の主要株価指数は反落する可能性がありそうだ。

《CS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.