２４日の米株式市場の概況、ＮＹダウ８３ドル高 連日最高値更新
２４日の米株式市場では、ＮＹダウが前日比８３．５７ドル高の４万２２０８．２２ドルと４日続伸。最高値を連日で更新した。エヌビディア<NVDA>のファン最高経営責任者（ＣＥＯ）が保有株の売却をいったん終了したと伝わり、同社株が大幅高となったことは全体相場を支援した。また、９月の米消費者信頼感指数が前月比で低下し、市場予想を下回った。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による利下げ観測を強める格好となり、株式相場には追い風となった。中国で景気刺激策が打ち出されたことも、投資家心理を上向かせた。もっとも全体相場は高値警戒感もくすぶり、上値を圧迫する要因となった。
キャタピラー<CAT>やダウ<DOW>が買われ、セールスフォース<CRM>が堅調推移。ホーム・デポ<HD>やナイキ<NKE>が上伸した。一方、アムジェン<AMGN>が下落しビザ<V>が大幅安。ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズ<HE>が下値を探った。
ナスダック総合株価指数は１００．２５１ポイント高の１万８０７４．５２１と続伸した。テスラ<TSLA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>がしっかり。リバティ・ブロードバンド<LBRDK>とウェーブ・ライフ・サイエンシズ<WVE>が高い。一方、マイクロソフト<MSFT>が売られ、チャーター・コミュニケーションズ<CHTR>が急落した。
