アジア株 まちまち、上海株と香港株は続伸
東京時間17:55現在
香港ハンセン指数 19129.10(+128.54 +0.68%)
中国上海総合指数 2896.31(+33.18 +1.16%)
台湾加権指数 22761.60(+329.82 +1.47%)
韓国総合株価指数 2596.32(-35.36 -1.34%)
豪ASX200指数 8126.36(-15.61 -0.19%)
インドSENSEX30種 84990.69(+76.65 +0.09%)
25日のアジア株は、まちまち。中国当局が前日に金融緩和策や株価下支え策、住宅ローン金利引き下げなどの景気刺激策を発表しており、その政策への評価から今日も上海株や香港株は買い優勢となった。中国人民銀行は今日、1年物の中期貸出制度(MLF)金利を2.30%から2.00%に引き下げたことも支援材料となった。上海株も香港株も前日に4%超の大幅高となり、今日は両市場ともに一時3%超の上昇となったことで、利益確定の売りから上げ幅を縮小した。台湾株は5日続伸。前日の米ハイテク株の上昇などが好感された。
上海総合指数は続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、銀行大手の中国農業銀行、建設会社の中国建築、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、機器メーカーの国電南端科技、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄が買われた。
香港ハンセン指数は続伸。ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、複合企業の中国中信(シティック)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート・インベストメント)、不動産投資会社の長江基建集団(チョンコン・インフラストラクチャーHLDS)が買われた。
豪ASX200指数は小幅続落。資源・鉱山会社のBHPグループ、探鉱採掘サービス会社のフォーテスキューが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、医薬品メーカーのCSLが売られた。