８月の米新築住宅販売件数、前回から減少も買い手は辛抱強く機会うかがう
＊米新築住宅販売件数（8月）23:00
結果 71.6万件
予想 69.5万件 前回 75.1万件（73.9万件から修正）
中間価格 42.06万ドル（42.90万ドル）
平均価格 49.27万ドル（50.82万ドル）
在庫水準 7.8カ月分（7.3カ月分）
（）は前回
本日は８月の米新築住宅販売件数が公表されていたが、年率換算で７１．６万件と前回からは減少したものの予想ほどではなかった。住宅ローン金利が低下する中、買い手は辛抱強い姿勢で機会をうかがっている様子が示されている。。
販売価格の中央値は前年比４．６％下落し４２万６００ドルと前年比での価格下落はこれで７カ月連続となり、２００９年以来の長期値下がり局面となっている。５０万ドル超の価格帯で販売が減少したことが反映。
販売は減少したものの、住宅市場のセンチメントは上向いている。米利下げへの期待から、住宅ローン金利は２年ぶりの水準に低下。住宅建設業者は８月に在庫販売で顕著な進展を見せたものの、住宅在庫はなお４６万７０００戸と高水準にあり、２００８年の金融危機を後での最多に近い。
地域別では４地域のうち３地域で販売が減少。特に北東部と西部が落ち込んだ。最大地域の南部は年率４５．９万件と２０２１年末以来の高水準に並んだ。
株探ニュース
