今日の為替市場ポイント:米国金利の上昇を受けてドルは底堅い動きとなる可能性

通貨
2024年9月26日 8時19分

25日のドル・円は、東京市場では142円91銭から143円91銭まで上昇。欧米市場では143円86銭まで売られた後、144円84銭まで上昇し、144円79銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に144円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてドルは底堅い動きとなる可能性がある。

報道によると、経済協力開発機構(OECD)は9月25日、2024年の世界経済成長予測を3.1%から3.2%に上方修正した。2025年の成長見通しは3.2%で据え置いた。米国の経済成長率は2024年の2.6%から2025年は1.6%に減速する見通し。中国の経済成長率は2024の4.9%から2025年には4.5%に減速。なお、OECDは米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を2025年末までに3.5%に引き下げると予想しており、欧州中央銀行(ECB)は3.50%から2.25%に引き下げると予想している。米国経済の減速は織り込み済みだが、2025年は共和党への政権交代の可能性があるため、政策金利の見通しについては予断を許さない状況となりそうだ。

《CS》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.