アクセンチュアが決算受け上昇 第1四半期の売上高見通しが予想上回る=米国株個別
(NY時間09:39)(日本時間22:39)
アクセンチュア<ACN> 362.47(+25.42 +7.54%)
ITサービスのアクセンチュア<ACN>が上昇。取引開始前に6-8月期決算(第4四半期)を発表し、ブッキングは予想を上回ったものの1株利益、売上高とも予想範囲内となった。ただ、株価は上昇。ガイダンスを公表しており、第1四半期の売上高見通しが予想を上回った点が好感されている。
アナリストは「今回のガイダンスは企業のIT支出が依然として圧力にさらされていることを裏付けている。ただ、見通しは妥当であり、2025年前半には企業のIT予算がより明確になるだろう。その場合、成長見通しが上方修正される可能性もある」と述べている。
(6-8月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.79ドル(予想:2.79ドル)
・売上高:164.1億ドル 2.6%増(予想:163.9億ドル)
通信・メディア・テクノロジー:2.75億ドル(予想:2.91億ドル)
金融:28.7億ドル(予想:30.1億ドル)
製品:49.5億ドル(予想:49.8億ドル)
医療・公共サービス:36.1億ドル(予想:35.3億ドル)
資源:22.2億ドル(予想:23.2億ドル)
・ブッキング:201億ドル(予想:186.1億ドル)
・粗利益率:32.5%(予想:32.5%)
・FCF:31.8億ドル
(9-11月・第1四半期見通し)
・売上高:168.5~174.5億ドル(予想:169.6億ドル)
(通期見通し)
・売上高:3~6%増
・1株利益(調整後):12.55~12.91ドル
・営業利益率:15.6~15.8%(予想:15.6~15.8%)
・FCF:88~95億ドル(予想:98.4億ドル)
【企業概要】
戦略・コンサルティング、インタラクティブ、テクノロジー、オペレーションの各分野で幅広く、デジタル機能を備えたプロフェッショナルサービスを世界で提供する。通信・メディア・テクノロジー、金融サービス、医療・公共サービス、製品、資源の各産業グループに関する専門知識を活かして、顧客に価値を提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース