米司法省、スーパー・マイクロを調査 ヒンデンブルグのレポート後=米国株個別
(NY時間11:14)(日本時間00:14)
スーパー・マイクロ<SMCI> 404.64(-53.51 -11.68%)
スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>に売りが強まっており、株価は大幅安となっている。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が関係者の話として、米司法省が同社を調査していると伝えている。空売りで知られるヒンデンブルグの批判的なレポートを受けて、米司法省の調査を受けたという。調査は初期段階にあり、サンフランシスコの連邦検事局の検察官が最近、関連情報を握っている可能性のある人物に接触したとも伝えている。
同検察官は、同社の会計違反を内部告発した元従業員に情報の提供を求めた。この元従業員は4月に同社とCEOを相手取り、内部告発者訴訟を起こしている。
ヒンデンブルグは8月27日、同社に関するレポートを公表し、同社株を空売りしたことを明らかにしている。レポートでは、元従業員による申し立てや、同社とリアンCEOの家族が経営する企業間の取引に焦点を当てている。
【企業概要】
エンタープライズデータセンター・クラウドコンピューティング・人工知能・5Gなど幅広い市場向けに、アップリケ―ションに最適化されたストレージシステムを提供する。また、顧客がコンピューティングインフラをインストール・アップグレード・保守できるように、サポートとサービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース