本日注目すべき【好決算】銘柄 東邦銀、ニューテック、タングス (26日大引け後 発表分)
9月26日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
東邦銀 <8346> [東証P] ★今期経常を一転20%増益に上方修正、配当も1円増額
◆25年3月期の連結経常利益を従来予想の75億円→100億円に33.3%上方修正。従来の減益予想から一転して20.2%増益見通しとなった。銀行単体で資金利益が計画を上回る一方、与信関係費用が想定を下回ることなどを反映した。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の7円→8円(前期は7円)に増額修正した。
セレ <5078> [東証S] ★上期経常を一転16%増益に上方修正
◆25年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の4.8億円→11.2億円に2.3倍上方修正。従来の減益予想から一転して15.9%増益見通しとなった。高付加価値商品の提供によって単価が上昇したことに加え、第3四半期以降に販売を予定していた物件を前倒しで売却したことなどが要因。
ニューテック <6734> [東証S] ★上期経常を21%上方修正
◆25年2月期上期(3-8月)の連結経常利益を従来予想の1.2億円→1.4億円に20.7%上方修正。減益率が42.9%減→31.1%減に縮小する見通しとなった。監視カメラ市場向け製品の需要が堅調に推移したことに加え、今期スタートしたキッティングサービスや新規注力商材のハイエンド市場向けストレージの販売が順調だったことが要因。
タングス <6998> [東証S] ★上期経常を一転9%増益に上方修正
◆25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3.1億円→5億円に61.3%上方修正。従来の減益予想から一転して9.4%増益見通しとなった。データセンターなどでハードディスクドライブ(HDD)用磁気ヘッド基板の需要が回復しているほか、おむつなどの衛生用品製造設備の部品であるNTダイカッターが好調に推移していることを織り込んだ。
株探ニュース