助川電気が破竹の10連騰で32年ぶり高値、総裁選をにらみ核融合関連で急速人気化
助川電気工業<7711>が異彩高で、破竹の10連騰を記録。上げ足も加速させ一時13.4%高の2248円まで上値を伸ばし、1992年以来約32年ぶりの高値圏にまい進した。10営業日合算で実に55%も株価水準を切り上げている。熱制御技術に強い研究開発型メーカーで、原子力関連機器で高実績を誇るほか、次世代原子炉の研究機関向け核融合関連製品でも旺盛な需要を捉えている。きょう行われる自民党総裁選で有力候補と目されている高市経済安全保障相は、原子力(革新炉)分野の理解が深く、核融合分野への国策支援に積極的な政策姿勢をみせている。助川電気はその関連有力株としてマーケットの熱い視線を浴びている。