米国株見通し:伸び悩みか、週末に向け調整売り

市況
2024年9月27日 13時44分

(13時30分現在)

S&P500先物      5,800.50(-4.00)

ナスダック100先物  20,308.50(-37.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は25ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

26日の主要3指数は上昇。ナスダックは4日続伸、S&Pは続伸で最高値を更新、ダウは260ドル高の42175ドルとプラスに転じた。この日発表された経済指標で国内総生産(GDP)確定値はほぼ横ばい、新規失業保険申請件数は改善し、景気減速を警戒した売りを弱めた。株価指数の高値圏での推移で調整の売りに下押しされる場面もあったが、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ観測を背景とした買いが相場を支えた。

本日は伸び悩みか。今晩のPCEコア価格指数は前回から鈍化が予想され、FRBによる緩和的な金融政策を期待した買いが先行しそうだ。中国の金融緩和や不動産支援策も引き続き不透明感を弱め、エネルギー関連などへの買いにつながりやすい。一方、FRB当局者内で大幅利下げに関する見解は分かれ、過度な買いを抑制する可能性もあろう。足元の強気相場で過熱感もあり、週末に向け利益確定や持ち高調整の売りが上値を抑えそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.