新興市場銘柄ダイジェスト:ブシロードは大幅続伸、ライスカレーがストップ高

材料
2024年9月27日 15時05分

<7803> ブシロード 377 +24

大幅続伸。26日の取引終了後に自社株買いを実施することを発表し、これを好感した買いが流入している。取得し得る株式の上限は250万株(自己株式を除く発行済株式総数の3.56%)、または10億円となっている。期間は2024年10月1日から2025年2月28日まで。株価水準、手元資金、経営環境等を総合的に勘案し、積極的な自己株式の取得が株主価値の向上に寄与するものと考え、自己株式の取得を実施するとしている。

<4011> ヘッドウォーター 10450 +370

続伸。英半導体設計大手Arm社が提供するArm AI Partner Programに参加、パートナー企業となったと発表し好材料視されている。ARMパートナーのメリットは、ARMのIP(知的財産)や設計サービスに関する専門知識を持ち新しい製品の開発や商用化を加速させることができるほか、ARMとそのエコシステムが主導する戦略的イニシアチブに参加することで共同マーケティングや商業的・技術的協力の機会を得ることができ、世界中の企業とのネットワークを構築し協力関係を築くこともできる。

<6027> 弁護士コム 3185 +85

続伸。同社が運営するCVC「プロフェッショナルテック・キャピタル」が、労務領域のDXを支援するFlucleへ出資したことを発表した。Flucleは「最適な労務管理で、すべての人に安心を」をビジョンに掲げ、労務相談プラットフォーム「HRbase PRO」の開発及び提供を行っている。同社はスタートアップ企業への投資を実施し、法務領域を含む専門領域のテクノロジーやナレッジ等を用いて、更なる成長および事業領域の拡大を目指しており、将来のデータ連携等を視野に入れ出資を決定したという。

<195A> ライスカレー 1040 +150

ストップ高。キッズ・ティーンズ向け財布・ポーチ・バッグ等のオリジナル服飾雑貨の企画・製造事業を展開するOEM・ODMメーカーの松村商店の全株式を取得し、連結子会社化することを発表し、これを好感した買いが優勢となっている。取得価額は概算で9.5億円。今回の株式取得により、同社がOEM・ODM領域(商品企画や製造、生産)への参入を本格的に加速することができ、企画・生産・販売促進まで一気通貫で行うコミュニティデータプラットフォーマーとしての体制構築を進めることができるとしている。

<3646> 駅探 397 +13

続伸。26日の取引終了後に音生社の全株式を取得し完全子会社化すると発表し、好材料視されている。音生社を駅探グループに迎え、「地域マーケティングプラットフォーム」の事業戦略の1つである地方自治体、地域事業者、来訪型店舗に対するソリューション展開において、音生社が保有しているSNSキャンペーンツール「Atatter」がそのソリューション強化につながると判断したことから子会社化することとしたとしている。

<4579> ラクオリア創薬 555 +10

続伸。胃酸分泌抑制剤tegoprazanがマレーシアにおける販売承認を取得したことを発表、買いが先行している。Tegoprazanは、同社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカーと呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤。同社は、導出先であるHKイノエン社とのライセンス契約に基づき、HKイノエン社が提携先から得る収益の一部を受け取る権利を保有している。今回、同社が受け取る一時金はないが、販売国拡大が中長期的に事業収益および企業価値の向上に寄与するものと考えているという。

《ST》

提供:フィスコ

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