東証グロース市場250指数先物概況:米株高や円安を好感し続伸
9月27日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比9pt高の663pt。なお、高値は668pt、安値は655pt、日中取引高は6923枚。前日26日の米国市場のダウ平均は反発。予想を上回った経済指標を受けて、景気見通し改善に伴う買いに、寄り付き後、上昇。中国政府が成長目標達成のため財政支援強化する方針を示し需要回復見通しも支援材料となった。ナスダックは半導体のマイクロン(MU)の上昇がけん引。相場は終日堅調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt高の657ptからスタートした。米国株高の流れを受けて、朝方からプラス圏で推移。日経平均株価の上昇に加え、IPOのAiロボティクス<247A>が好発進を決めたことで、グロース市場に買い安心感が広がった。午後、自民党総裁選で高市氏と石破氏による決選投票と伝わったことで、為替市場がリスク選好の円売りに振れたことも追い風となった。週末要因により、引けにかけて上値が重くなったものの、続伸となる663ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではアストロスケールHD<186A>やQPS研究所<5595>などが上昇した。
《TY》