タクマ---日本サーモエナーがバイオマスボイラメーカー2社の株式取得、子会社化
タクマ<6013>は25日、子会社の日本サーモエナーが、宮城県石巻市に所在する第一産機および産機エンジニアリングの両社の全株式を取得し、9月30日付で子会社化することを発表。
日本サーモエナーは、商業施設や工場などの熱源装置として利用される汎用ボイラの製造・販売・メンテナンスを主要事業としている。第一産機は、農畜産業に由来する堆肥やもみ殻といった副産物を燃料とする小型バイオマスボイラの製造・販売などを展開している。産機エンジニアリングはその設計を手がけている。
今回、日本サーモエナーは、両社を子会社化することで、畜農産業の副産物活用により化石燃料の使用量を抑制できる小型バイオマスボイラを製品ラインアップに加え、顧客ニーズに応える体制の強化を図る。
同社グループは今後も、再生可能エネルギーの活用と環境保全の分野を中心に、技術開発やサービス拡大に努め、顧客や社会の課題解決に貢献していく。
《AK》