ラピッド7が上昇 ジャナが同社の売却を推進すべく出資比率引き上げ=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間22:43)
ラピッド7<RPD> 38.42(+1.06 +2.82%)
サイバーセキュリティのラピッド7<RPD>が上昇。先週末の引け後に投資会社のジャナ・パートナーズが同社の売却を推進すべく、出資比率を引き上げた。同社の発行済み株式に対する13%の議決権を確保したことが米証券取引委員会(SEC)への提出書類で明らかになった。ジャナの提出書類は個人投資家3名との共同提出であった。ジャナは今年初めに同社の4.3%の株式を保有していることを明らかにしていた。
金曜日の提出書類によると、ジャナは同社の経営陣と建設的な協議を行い、給与、ガバナンス、取締役会の構成に関する懸念に対処するとともに、売却における同社の価値を評価する意向だとしている。
委任状争奪戦に発展した場合、ジャナはキンゼルバーグ、バーンズ、ヘンスケ各氏を取締役に指名する可能性があるとの報道も伝わった。
【企業概要】
米国内外で様々な業界・規模の企業向けに、サイバーセキュリティソフトウェアと関連サービスを提供する。クラウドセキュリティ、セキュリティ情報およびイベント管理、高度な検出と対応、脆弱性管理製品を基盤とするセキュリティ運用プラットフォームを通じ、セキュリティ運用の有効性と生産性を向上させる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース