NY外為:ドル買い強まる、パウエルFRB議長が利下げ急いでいない姿勢示す
NY外為市場でドル買いが強まった。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が全米企業エコノミスト協会会合で講演し、経済が全般的に強く、2つの目標達成に向けて著しく進展したと言及。このペースを保つために手段を利用していくとした。貯蓄率も依然高く、消費者が支出を継続することが可能であることを示唆しており、「FRBは速やかな利下げを急いでいない」とした。「もし、経済が予想通りに展開したが、SEPはあと2回の0.25%利下げを示唆している」、と言及。
ドル・円は142円50銭から143円83銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1200ドルから1.1114ドルまで下落。ポンド・ドルは1.3416ドルから1.3354ドルまで下落した。
《KY》