パウエル講演を受け、次第にドル高・株安の反応が強まる

市況
2024年10月1日 3時37分

NY株式30日(NY時間14:25)(日本時間03:25)

ダウ平均   41957.59(-355.41 -0.84%)

ナスダック   18009.75(-109.84 -0.61%)

CME日経平均先物 38155(大証終比:+205 +0.54%)

USD/JPY 143.77 EUR/USD 1.1123 GBP/USD 1.3363

日本時間の午前3時前からパウエルFRB議長の講演内容が伝わっており、ドル高・株安の反応が見られている。発言が伝わった直後の反応は限定的だったが、議長は「FRBは利下げを急ぐ状況にはないと感じている」と述べていた。政策は時間をかけて中立スタンスへ移行したい意向も示した。

市場は年内計0.75%の利下げの可能性を織り込んでいる。年内のFOMCはあと11月と12月の2回だが、どちらかで0.50%ポイントの大幅利下げが実施される計算。ただ、本日の議長の発言はその期待を追認する内容ではないようだ。

*パウエル議長

・2%のインフレ達成には労働市場のさらなる軟化は必要ない。

・インフレと雇用の目標はおおむね均衡。

・経済情勢がさらなるディスインフレのテーブルを設定

・政策は時間をかけて中立スタンスへ移行。

・既定路線はなく、決定は会合ごとに下される。

・労働市場は過去1年で落ち着き、依然堅調。

・経済は堅調だが、この状態を維持するために手段を講じる。

・FRBは利下げを急ぐ状況にはないと感じている。

・利下げのスピードはデータ次第。

・FRBはGDP下方修正のリスクを監視していた。

・GDPの年間修正値は非常に興味深いものだった。

・家計所得の修正値は消費者への下方リスクを排除。

・貯蓄率は消費者が支出を継続できることを示唆。

・労働市場と消費支出のデータに相違がある。

・景気後退がより可能性が高いことを示唆するものは何もない。

・失業率予想の上昇は雇用の伸び鈍化を反映。

・2%のインフレ達成には労働市場のさらなる軟化は必要ない。

・インフレと雇用の目標はおおむね均衡。

・経済情勢がさらなるディスインフレのテーブルを設定

・政策は時間をかけて中立スタンスへ移行。

・既定路線はなく、決定は会合ごとに下される。

・労働市場は過去1年で落ち着き、依然堅調。

・経済は堅調だが、この状態を維持するために手段を講じる。

・FRBは利下げを急ぐ状況にはないと感じている。

・利下げのスピードはデータ次第。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.