東京為替:ドル・円は小じっかり、日本株は反発

通貨
2024年10月1日 12時19分

1日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、143円39銭から144円15銭まで値を上げた。日経平均株価は寄付きから強含み、リスク選好の円売りに振れやすい。また、米10年債利回りの底堅い推移を受け、ドル買い地合いを強めている。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円39銭から144円15銭、ユーロ・円は159円75銭から160円57銭、ユーロ・ドルは1.1127ドルから1.1143ドル。

【経済指標】

・日・8月有効求人倍率:1.23倍(予想:1.24倍、7月:1.24倍)

・日・8月失業率:2.5%(予想:2.6%、7月:2.7%)

・日・9月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI:+13(予想:+12、6月:+13)

・日・9月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI:+34(予想:+32、6月:+33)

・日・9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:前年度比+10.6%(予想:+11.9%、6月:+11.1%)

・豪・8月小売売上高:前月比+0.7%(予想:+0.4%、7月:+0.1%←0.0%)

【要人発言】

・鈴木財務相

「円安、どちらかといえばマイナスのこと懸念していた」

「経済成長と財政再建の両立が重要」

・日銀金融政策決定会合における主な意見(9月19-20日分)

「物価見通し実現なら緩和度合いの調整も、金融市場は引き続き不安定な状況」

「早ければ25年度後半の1.0%水準に向け段階的利上げしていくパスを検討」

「現時点で本格引き締めを連想させる追加的金利り要望は好ましくない」

「見通しに大きなマイナスの変化なしと確認できれば時間かけずに利上げ望ましい」

・NZ財務省

「経済サイクルの底、またはその近くにいることを示唆」

「インフレ緩和、金利低下の開始、将来の状況に対する企業・消費者の期待は改善」

《TY》

提供:フィスコ

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