三菱重が大商いで最高値街道まい進、防衛関連の象徴株として脚光浴びる
三菱重工業<7011>が全体リスクオフ相場に逆行して活況高に買われている。連日の上場来高値更新で、売買代金は取引開始25分足らずで1000億円を上回り、全市場を通じて断トツとなっている。石破新政権では石破首相自らはもちろんのこと、組閣人事が防衛大臣経験者などで固められていたことで、防衛関連株へ投資資金を誘導する状況となっている。特に防衛省との取引額で2位以下を大きく引き離す三菱重がその旗艦銘柄として脚光を浴びている。直近では、中東情勢の緊迫化も地政学リスクを想起させ同社株をはじめとする防衛関連株を刺激する格好となった。