概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続落、中東情勢の緊迫化が警戒

市況
2024年10月2日 9時51分

【ブラジル】ボベスパ指数 132495.16 +0.51%

1日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比678.72ポイント高(+0.51%)の132495.16で引けた。日中の取引レンジは131816.56-133405.49となった。

終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待も引き続き好感された。一方、中東情勢の緊迫化が懸念され、上値を追う展開はみられなかった。

【ロシア】MOEX指数 2814.19 -1.52%

1日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比43.37ポイント安(-1.52%)の2814.19ポイントで引けた。日中の取引レンジは2792.21-2837.42となった。

売りが先行した後は狭いレンジでもみ合った。中東情勢の緊迫化が警戒され、リスク回避の売りが広がった。また、欧米市場の下落などもロシア株の売り圧力を強めた。一方、原油価格が上昇したが、相場を支えるには力不足だった。

【インド】SENSEX指数 84266.29 -0.04%

1日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比33.49ポイント安(-0.04%)の84266.29、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同13.95ポイント安(-0.05%)の25796.90で取引を終えた。

買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。弱い経済指標が指数の足かせに。8月の主要8業種の生産高は前年同月比1.8%減少し、42カ月ぶりにマイナス成長に転じた。また、欧州市場の下落もインド株の売り圧力を強めた。

【中国本土】

休場

《CS》

提供:フィスコ

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