ビューテHD Research Memo(5):コア事業の強化に加え、将来を見据えた新サービス・新規事業にも取り組む

特集
2024年10月2日 11時15分

■主な活動実績

1. コア事業の取り組み

ビューティカダンホールディングス<3041>の「生花祭壇事業」ではエリア展開に取り組み、福島西営業所(2023年7月)、滋賀営業所(2023年10月)、beauty kadan 生協富沢店(2024年3月)を開設・出店した。また、「生花卸売事業」については、新たな国内産地を含めた取引増加を推進するとともに、アグリフラワーとの連携により、熊本県八千代市の農地を取得し、菊の生産をスタートした(2024年5月)。「ブライダル装花事業」では、単価向上のための商品開発(アフターブーケ自社制作等)に取り組んだほか、CROWN Gardenex ホテル日航熊本店を出店した(2024年1月)。

2. 新サービス開発・新規事業

業務提携している(株)マイクロウェーブが開発したオンライン葬儀サービス「@葬儀」※1の販売を強化するとともに、新たに遺影サービスをスタートした(2024年5月)。また、2023年7月23日に資本業務提携を締結した(株)goennとは、彼らが開発した「納骨堂化アプリ」や「オンライン参拝アプリ」等を活用するプロジェクトをスタートし、納骨堂化アプリ「musuhi」※2をリリースするに至った(2024年4月)。また、AI・IoT事業への参入(AI筆跡鑑定等)のほか、葬儀業界向けのクラウドプラットフォーム提供に向けても開発を進行中である。

※1 「@葬儀」は、インターネットを活用した追悼サービス(サブスク型)。「葬儀の共有」だけでなく、Web上で受け取った訃報から直接花を送ることや、オンライン葬儀場より遺族へメッセージの送信や香典を届けることができる。新たに開始した遺影サービスでは、故人のキャラクターを表現する豊富な着せ替えと背景データを組み合わせることができる。

※2 納骨堂事業を運営する事業者(寺社、神社、公益事業者の民間、自治体等)を対象に、納骨サービスを探す生活者への集客、営業管理、利用者や故人とその続柄の管理、その方たちへの回忌やイベント等を起点にしたコミュニケーションをデジタルで一括管理できる画期的なサービスである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《HN》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.