ビューテHD Research Memo(9):配当性向50%を目安に配当
■株主還元策
ビューティカダンホールディングス<3041>では、配当性向50%を目安として業績に連動した利益還元を目指しつつ、安定的な配当の維持に努めることを基本方針としている。
2024年6月期の1株当たりの配当金については、計画を下回る減益となったことから、期末配当を当初予想(1株当たり13.58円)から減額修正し、前期比5.00円減配となる4.00円配を実施した。2025年6月期は、一転して前期比5.00円増配となる1株当たり9.00円配を予定している。弊社では、今後も中期経営計画の実現を通じて、利益成長に伴う増配余地は十分にあると見ている。
また、個人株主づくりを目的として毎年6月30日現在の100株以上を保有する株主を対象とした株主優待制度も導入している。具体的には、グループ会社が提供する「胡蝶蘭」「観葉植物」「プリザーブドフラワー」「生花アレンジメント」等を、所有株式数に応じた割引率にて購入することができる。また、長期保有株主制度も導入しており、3年以上継続して株式を保有し、かつ毎年6月30日時点で1,000株以上保有の株主に対して熊本県の特産品を進呈する内容となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)
《HN》