東京為替:ドル・円は小じっかり、円買い後退で
2日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、143円42銭から144円02銭まで値を上げた。日銀の金融正常化をにらんだ円買いは後退し、主要通貨を押し上げた。また、米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは買いが入りやすい地合いを強めた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円42銭から144円02銭、ユーロ・円は158円75銭から159円39銭、ユーロ・ドルは1.1063ドルから1.1073ドル。
【経済指標】
・日・9月マネタリーベース:前年比-0.1%(8月: +0.6%)
【要人発言】
・石破首相
「米大統領との電話会談、日米同盟のさらなる強化を図っていきたい」
「日米地位協定は話題になっていない」
・林官房長官
「デフレ脱却最優先の経済財政運営を行う」
「日銀と緊密に連携し軽罪財政運営に万全を期す」
・赤沢経済再生相
「金融正常化が必要との石破首相の発言、様々な条件付きと理解してほしい」
「金融政策、まだ正常とは言えない状況」
「金利の引き上げは慎重に判断してほしい」
《TY》