東京為替:ドル・円は小じっかり、円買い後退で

通貨
2024年10月2日 12時09分

2日午前の東京市場でドル・円は小じっかりとなり、143円42銭から144円02銭まで値を上げた。日銀の金融正常化をにらんだ円買いは後退し、主要通貨を押し上げた。また、米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは買いが入りやすい地合いを強めた。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円42銭から144円02銭、ユーロ・円は158円75銭から159円39銭、ユーロ・ドルは1.1063ドルから1.1073ドル。

【経済指標】

・日・9月マネタリーベース:前年比-0.1%(8月: +0.6%)

【要人発言】

・石破首相

「米大統領との電話会談、日米同盟のさらなる強化を図っていきたい」

「日米地位協定は話題になっていない」

・林官房長官

「デフレ脱却最優先の経済財政運営を行う」

「日銀と緊密に連携し軽罪財政運営に万全を期す」

・赤沢経済再生相

「金融正常化が必要との石破首相の発言、様々な条件付きと理解してほしい」

「金融政策、まだ正常とは言えない状況」

「金利の引き上げは慎重に判断してほしい」

《TY》

提供:フィスコ

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