ラム・ウェストンが決算受け上昇 再編計画を発表=米国株個別

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2024年10月3日 0時24分

(NY時間11:20)(日本時間00:20)

ラム・ウェストン<LW> 67.01(+2.10 +3.24%)

冷凍ポテト製造のラム・ウェストン<LW>が上昇。前日引け後に6-8月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期のガイダンスでは予想を下回る1株利益の見通しを示したほか、EBITDAは従来見通しの下限に下方修正している。

同社は同時に再編計画も発表。世界の労働力の約4%を削減するとし、ワシントン州コネルの施設も閉鎖する。生産ラインの一時縮小も発表した。25年度には約5500万ドルの税引前コストの削減と1億ドルの設備投資削減を見込んでいる。

(6-8月・第1四半期)

・1株利益(調整後):0.73ドル(予想:0.72ドル)

・売上高:16.5億ドル(予想:15.5億ドル)

北米:11.0億ドル(予想:10.5億ドル)

海外:5.54億ドル(予想:5.05億ドル)

・EBITDA(調整後):2.90億ドル(予想:2.67億ドル)

・販売数量:3.0%減(予想:4.3%減)

(25年度通期見通し)

・1株利益(調整後):4.15~4.35ドル(予想:4.42ドル)

・売上高:66~68億ドル(予想:66.1億ドル)

・EBITDA(調整後):13.8~14.8億ドルの下限(従来:13.8~14.8億ドル)(予想:13.9億ドル)

【企業概要】

北米および国際市場で付加価値のある冷凍ポテト製品を製造し、レストランチェーン・食品サービス流通業者・小売業者に販売する。主な製品は、自社ブランドで販売される冷凍ポテト・業務用食材・前菜・および多くの顧客ブランドを取り扱うほか、野菜および乳製品事業も手掛ける。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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