Ｓ＆Ｐ５００の年末目標６０００は「低過ぎる」可能性

NY株式2日（NY時間11:52）（日本時間00:52）

S＆P500　　　　5717.43（+8.68　+0.15%）

米大手証券のストラテジストは、米国株は１０月下旬まではボラティリティが高まる可能性があるが、その後年末に向けて上昇し、Ｓ＆Ｐ５００は６０００を突破すると見込んでいると述べている。

また、年末にかけての米国株のラリーは１０月２８日に始まるとし、同ストラテジストが目標としている６０００は低過ぎるのではないかと懸念しているとの強気に述べている。

１９２８年までデータを遡ると、Ｓ＆Ｐ５００は１０月２７日から平均で約４％上昇する傾向にあるという。さらに米大統領選後は株高になりやすいとも付け加えた。選挙に伴うリスクが後退するため投資家が現金から株式へと資金を移すためだという。

同ストラテジストはまた、自社株買いや企業決算も大きな支援材料になり得ると見るが、今後３週間は戦略的に米国株に対して弱気な見方を維持している。

株探ニュース