OPECプラス、年終盤からの増産計画を維持
NY原油先物11月限(WTI)(NY時間13:09)(日本時間02:09)
1バレル=70.10(+0.27 +0.39%)
OPECプラスは供給過剰の兆候が表れているにもかかわらず、年終盤からの増産を徐々に始める計画を維持した。OPECプラスがきょうオンラインで開催した合同閣僚監視委員会(JMMC)終了後に発表した声明はこれまでと変更が全くなかった。
引き続き12月から毎月、日量18万バレルずつ生産を引き上げる計画。OPECプラスは市場のセンチメントが弱いことを理由に増産を当初予定から2カ月遅らせていた。
2日のJMMCでは合意した減産を果たしていないイラク、カザフスタン、ロシアに議論が集中。3カ国は合意への強いコミットメントを改めて表明したものの、大半は割り当てを上回る生産を続け、違反の代償である追加減産にもまだ着手していないという。
株探ニュース