デル、AIサーバーやPC需要などでなお上昇余地=米国株個別

材料
2024年10月3日 2時29分

(NY時間13:29)(日本時間02:29)

デル<DELL> 114.85(+1.69 +1.49%)

デル・テクノロジーズ<DELL>が4日ぶりに反発。アナリストが「買い」の投資判断を維持し、目標株価を155ドルとしている。前日終値よりも37%高い水準。同社はAIデータセンターの需要の高まりから、今後も大きな恩恵を受けると指摘している。

アナリストは本社を訪問し経営陣と会談。AIデータセンターに対する需要の高まりが同社株の上昇に繋がるという楽観的な見通しを示している。特にティア2クラウドやAI、そしてCSPサーバー、および企業と政府からの需要の高まりで恩恵を受けるとしている。

特に第2四半期における同社の38億ドルに及ぶのAIサーバーの受注残を旺盛な需要の好例として指摘した。長期的にはAIサーバーの利益率改善により、企業および政府の両方の顧客が主要な推進要因になるという。

企業および政府機関のAI導入はまだ初期段階にあり、同社は顧客の業種や地域を問わず、AI需要に対応するために組織の最適化を継続している。AIサーバーは利益率の高いサービス分野の割合も増やし、顧客をさらに多様化することで徐々に利益率も改善するはずだとも述べた。

また、PC買い替えサイクルについても楽観的に見ているという。年初の予想よりも回復が遅れているものの、老朽化したPCのインストールベース、2025年10月のWindows10のサポート終了、AI搭載PCが需要を牽引する可能性が高いと見ているという。

約15億台のPCのインストールベースのうち、約4億ー4億5000万台のPCがWindows10で、そのうちの2億ー2億5000万台はWindows11の最低要件を満たさないハードウェアである可能性が高いという。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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