コナグラ・ブランズが決算受け下落　冷凍食品が苦戦＝米国株個別

（NY時間15:39）（日本時間04:39）

コナグラ・ブランズ<CAG>　30.17（-2.55　-7.79%）

スタック、冷凍食品などの加工食品を手掛けるコナグラ・ブランズ<CAG>が下落。取引開始前に６－８月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。ただ、ガイダンスでは予想を上回る通期の１株利益の見通しを示している。

一部のアナリストは業務上のミスを指摘。「経営陣はガイダンスを維持し、小売部門の市場シェア拡大を示唆したものの、冷凍食品を含むカテゴリーは苦戦しており、サプライチェーンにおける度重なるミスは依然として懸念事項だ」と述べた。

（６－８月・第１四半期）

・１株利益（調整後）：0.53ドル（予想：0.60ドル）

・売上高：27.9億ドル　3.8％減（予想：28.4億ドル）

食料品・スナック：11.8億ドル（予想：11.8億ドル）

冷蔵・冷凍食品：10.9億ドル（予想：11.2億ドル）

国際部門：2.59億ドル（予想：2.63億ドル）

フードサービス：2.67億ドル（予想：2.81億ドル）

・既存事業売上高：3.5％減（予想：2.1％減）

・営業利益率（調整後）：14.2％（予想：15.4％）

（通期見通し）

・１株利益（調整後）：2.60～2.65ドル（予想：2.61ドル）

・既存事業売上高：-1.5～0％（予想：-0.8％）

・営業利益率（調整後）：15.6～15.8％

【企業概要】

米国内外で、食品小売およびフードサービス事業者にブランド化された食品を提供する。長期保存可能な食品やスナック、温度管理された冷蔵・冷凍食品、レストランやその他のフードサービス施設に販売するためにパッケージ化された食事・前菜・ソース・およびカスタマイズされた食品などを手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース