本日注目すべき【好決算】銘柄 霞ヶ関C、コラボス、西武HD (2日大引け後 発表分)

注目
2024年10月3日 7時01分

10月2日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

霞ヶ関C <3498> [東証P]  ★今期経常は91%増で5期連続最高益、70円増配へ

◆24年8月期の連結経常利益は前の期比90.8%増の78.6億円に伸びて着地。続く25年8月期は前期比90.8%増の150億円に拡大し、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は冷凍冷蔵倉庫に対する旺盛な需要や活況なホテル関連市場などを背景に、売上高950億円と前期比44.6%の大幅増収を見込む。

業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比70円増の240円に増配する方針とした。

併せて、29年8月期に最終利益500億円(24年8月期実績は50億円)を目指す中期経営計画を発表。

コラボス <3908> [東証G]  ★今期最終を13倍上方修正

◆25年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の1000万円の黒字→1億3000万円の黒字(前期は7億9800万円の赤字)に13倍上方修正した。売上高は計画を下回るものの、最適な人員配置による生産性向上や原価構造の抜本的な見直しなどが奏功し、外注費などのコスト削減が想定より前倒しで進捗したことが要因。関係会社株式売却益6400万円を計上することも最終利益を押し上げる。

西武HD <9024> [東証P]  ★今期最終を一転3.1倍増益に上方修正・9期ぶり最高益更新へ

◆25年3月期の連結最終利益を従来予想の260億円→840億円に3.2倍上方修正。従来の減益予想から一転して3.1倍増益を見込み、一気に9期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。持ち分法適用関連会社であるNWコーポレーションの株式を追加取得したことに伴い、負ののれん発生益および段階取得に係る差益が発生することが上振れの要因。不動産事業、ホテル・レジャー事業、都市交通・沿線事業の収益がいずれも計画を上回ることも織り込んだ。

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