2日の米株式市場の概況、NYダウ小反発 中東情勢が重荷

市況
2024年10月3日 8時11分

2日の米株式市場では、NYダウが前日比39.55ドル高の4万2196.52ドルと小反発した。9月のADP全米雇用レポートで民間部門の雇用者数が市場予想を上回って伸びた。米国景気の腰折れリスクへの懸念が和らいだとの受け止めが広がるなか、ハイテク株を中心に買い戻しが入った。イランが180発を超える弾道ミサイルをイスラエルに発射したことを受け、イスラエルによる報復の可能性が一部で報じられたことは、株式相場には重荷となった。

ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やシェブロン<CVX>が上伸。セールスフォース<CRM>が買われたほか、ジョビー・アビエーション<JOBY>とシエナ<CIEN>、ノババックス<NVAX>が大幅高となった。半面、ナイキ<NKE>が急落。メルク<MRK>が売られたほか、PVH<PVH>とハーレー・ダビッドソン<HOG>が軟調。ヒューマナ<HUM>とコナグラ・ブランズ<CAG>が株価水準を大きく切り下げた。

ナスダック総合株価指数は14.764ポイント高の1万7925.123と小反発した。エヌビディア<NVDA>やアップル<AAPL>がしっかり。アプライド・マテリアルズ<AMAT>やブロードコム<AVGO>が堅調だった。一方、テスラ<TSLA>が下値を探り、リソーシズ・コネクション<RGP>とイングルス・マーケッツ<IMKTA>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.