東京為替:ドル・円は堅調、円売り継続で

通貨
2024年10月3日 12時15分

3日午前の東京市場でドル・円は堅調地合いとなり、146円29銭から147円23銭まで値を上げた。日銀の金融正常化期待は大きく後退し、日経平均株価は前日終値から急伸。それを受けたリスク選好的な円売りが続き、ドルなど主要通貨を押し上げている。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円29銭から147円23銭、ユーロ・円は161円62銭から162円49銭、ユーロ・ドルは1.1035ドルから1.1049ドル。

【経済指標】

・豪・8月貿易収支:+56.44億豪ドル(予想:+55億豪ドル、7月:+56.36億豪ドル←+60.09億豪ドル)

【要人発言】

・林官房長官

「植田日銀総裁は石破首相から具体的な要望はなかったと述べた、と承知」

・野口日銀審議委員

「賃金上昇に伴いながら物価2%での安定を見極めながら、緩和を調整」

「市場とはコミュニケーション上の努力が必要不可欠」

「物価2%目標と整合的マインドセット、社会全体で確立するまで相応の時間」

「サービス価格の上昇基調、極めて画期的」

「実質賃金は足元でプラス、今後は個人消費も拡大基調が明確に」

《TY》

提供:フィスコ

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