東京為替:ドル・円は伸び悩み、147円台では売り

通貨
2024年10月3日 17時16分

3日の東京市場でドル・円は伸び悩み。日銀による早期の追加利上げに期待は大きく後退し、円売り先行で午前中に146円29銭から一時147円23銭まで値を切り上げた。ただ、147円台でドルに利益確定売りが強まると、午後は146円後半から半ばに失速した。

・ユーロ・円は162円49銭から161円37銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.1049ドルから1.1025ドルまで値を下げた。

・日経平均株価:始値38,459.13円、高値38,856.75円、安値38,457.62円、終値38,552.06円(前日743.30円高)

・17時時点:ドル円146円40-50銭、ユーロ・円161円40-50銭

【経済指標】

・豪・8月貿易収支:+56.44億豪ドル(予想:+55億豪ドル、7月:+56.36億豪ドル←+60.09億豪ドル)

・スイス・9月消費者物価指数:前月比+0.8%(予想:+1.0%、8月:+1.1%)

・独・9月サービス業PMI改定値:50.6(予想:50.6、速報値:50.6)

・ユーロ圏・9月サービス業PMI改定値:51.4(予想:50.5、速報値:50.5)

【要人発言】

・武藤経産相

「為替や金融政策、政府が直接介入するのもおかしな話」

「経済の安定と成長を最優先、金融市場や産業動向を注視」

・林官房長官

「日銀には物価目標達成に向け適切な政策運営を期待」

「植田日銀総裁は石破首相から具体的な要望はなかったと述べた、と承知」

・野口日銀審議委員

「もう少し緩和調整の余地がある可能性は否定できない」

「賃金上昇に伴いながら物価2%での安定を見極めながら、緩和を調整」

「市場とはコミュニケーション上の努力が必要不可欠」

「物価2%目標と整合的マインドセット、社会全体で確立するまで相応の時間」

「サービス価格の上昇基調、極めて画期的」

「実質賃金は足元でプラス、今後は個人消費も拡大基調が明確に」

《TY》

提供:フィスコ

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