キユーピー続伸、値上げ後もマヨネーズ好調で１２～８月期営業利益２．２倍化
キユーピー<2809>が続伸、今週２日に大陰線で７５日移動平均線を下抜ける形となっていたが、足もと急速に切り返し同移動平均線とのマイナスカイ離を解消する動きとなっている。３日取引終了後に発表した２４年１１月期第３四半期（２３年１２月～２４年８月）決算は、営業利益が前年同期比２．２倍の２９８億１５００万円と急拡大、これを評価する形で投資資金が流入している。製品価格の引き上げ後も主力のマヨネーズを中心に調味料の売り行きが堅調に推移し全体収益を押し上げた。通期の業績予想は据え置いているが、第３四半期時点で進捗率は８８％と高く、会社側計画を上振れる可能性も意識されている。
