ネクスグループ---「NFT漫画プロジェクト」を始動
ネクスグループ<6634>は2日、子会社の実業之日本デジタルが、ネクスグループの株主である実業之日本社 ライツ事業開発部と、カイカフィナンシャルホールディングスが協業し、NFTを通じて漫画家の出版を応援する「NFT漫画プロジェクト」を始動したと発表。
第一弾は、週刊少年ジャンプなど多方面で作品を発表する新人マンガ家「仙洞田 寛(せんどうだひろし)」が贈る新作ショートコメディー漫画の応援企画となる。
NFT漫画プロジェクトとは、読者の応援が直接出版に結びつく、新しいスタイルの漫画出版を実現するプロジェクト。読者が自らお気に入りの作品を支援し、その成功に貢献できる仕組みを提供する。
NFTは日本円で購入可能で、NFT購入者が漫画の編集協力を行うことで、印税を受け取る機会も提供されるため、作品作りに参加しながら報酬を得ることができる。
同プロジェクトでは、実業之日本社とZaif INOが協力し、漫画家の創作活動を全面的にサポート。Zaif INOがプロモーションや資金配分、NFT購入者とのコミュニケーションを担当することで、漫画家が作品制作に専念できる環境を整え、プロジェクト全体の成功を支える。
出版スタイルは、NFT出版、電子出版、紙書籍出版といった読者と漫画家が目指す3つのスタイルがある。
また、購入者が漫画を読むだけでなく、作品のエンドクレジットに名前が掲載されたり、キャラクターとして物語に登場する支援型マンガNFTと、購入者が編集協力者として漫画の出版に関与し、作品からの印税を得ることができる投資型マンガNFTがある。
《AK》