宝HLDがしっかり、東京・豊洲の鮮魚仲卸業者とフィンランド企業の株式取得を発表
宝ホールディングス<2531>がしっかり。3日の取引終了後、子会社の宝酒造インターナショナルを通じて、東京・豊洲の鮮魚仲卸業者・輸出業者とフィンランドの食材卸会社の株式を取得したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。株式を取得したのは築地太田(東京都江東区)とオータフーズマーケット(同)、フィンランドのアグリカの3社。鮮魚仲卸業者を傘下に収めることで、日本産の高品質な鮮魚を全米に展開。将来的にはグループの販売網を生かし欧州やオーストラリアへの輸出拡大につなげる。また、フィンランド企業の買収により、同国での日本食材や酒類の売り上げ拡大を目指す。